2014年 04月 12日

美しく生まれついたが故に辿る哀しい受難の道

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この蝶を知ったのは新聞で
絶滅危惧の生息数が減少している為に
この蝶を人工孵化して増やしてる施設で
羽化が始まりましたと掲載されていた

どんなものなのかとその施設へ行くと
沢山の羽化したばかりのギフチョウが
ケージの中で乱舞していた
あまりにも綺麗なので
施設の方に写真を撮らせてもらうべくお願いした

係りの方はどうぞとケージの中へ入れてくれて
沢山撮影したのが6年前(当時の記事
しかし自然界で飛び回っている個体を撮りたいと
思いながら今年になり
写友から情報を聞き撮影に行ってまいりました

春の女神と呼ばれる美しい蝶に出会い
興奮して夢中でシャッターを切りました
しかし近年環境の変化でその数を減少しているらしい
その上に捕虫網で捕るやつが居る
それも大量に採集して売るやつが居る

コレクターで買い手が居れば
捕まえて売れば金になる
オークションでギフチョウ8頭の標本で1,500円とか
80頭で5,000円とか値が付いている
80頭もピンで止めた標本の必要性があるんか
ネットでも沢山の人が捕獲した記録のブログを上げている

当日も捕虫網を持った男と鉢合わせ
友人がギフチョウのDNAを調べたいから
関西地区の個体2~3頭送ってくれと頼まれた
・・・と言い訳がましく述べていた
結局捕まえて売ってるんやんか

私はギフチョウを写真に撮る
彼等は捕虫網でギフチョウを捕る又は盗る
同じ「とる」でもえらい違い
彼らは何頭もごっそりかっさらう

そもそも自然を自分だけ独り占めする
コレクターの気持ちも分からん訳ではないが良いことではない
個人なら知れているが
沢山のコレクターが金を出すから採集者が居る
環境の変化ばかりか
地球上最強の生き物の人間が
ギフチョウの天敵ナンバーワンだ

自然界で飛び回るギフチョウを見ると
2週間の儚い命を精一杯生き抜いて居る
春の女神と呼ばれてその短い生命を全うする姿は
哀れにさえ思う

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by captain_spoc | 2014-04-12 23:30 | 昆虫


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