2009年 07月 25日
ツバメシジミ ![]() キタテハ ![]() マクロ撮影用自作キット ![]() 昨年から35mmのマクロレンズを買って マクロを始めました 最初は大きく写るだけで満足でした その内にもっと大きく写したいと思い 接写フィルター4号を購入 これでさらに拡大されて写す事が出来るようになりました すると今度は被写界深度の浅さが気になりだしました 私の撮影スタイルとしてほとんど手持ち 使っても一脚程度ですので絞り込んで被写界深度を増すと ssが落ちるジレンマ そこでストロボシンクロを試しました ガイドナンバーを上げるために 内蔵ストロボではなくて外付けストロボを使用 30年以上も前の銀塩時代のストロボが使用可能とわかり それを改造することにいたしました 紙工作で光のガイドを作り 内部にアルミフォイルを貼り付けた 被写体の上からトップライトで照射するタイプと ツインストロボタイプで影の出来ないタイプを試作 内蔵ストロボのようにカメラに反射してきて 被写体がテカルこともなく満足の出来栄え 特にトップライト方式は影が出来て立体的な画像が期待できる 移動の便利さもあってもっぱらトップライト方式を使用 自作の接写レンズは100均の天眼鏡を分解して 昔のゼラチンフィルターのフォルダーに ピッタリセットできる 又大型のストロボの発光面に置いてある板は これまた100均で買ったプラスチックのケースを 切り取ってデフューザー代わりに使っている 新しく買ったZUIKO DIGITL ED70-300mmも マクロ仕様なので鳥とマクロ兼用でいけるために重宝している これに4号接写フィルターかそれに手作り接写フィルター 重ね装着で楽しんでいる 後は如何に被写体に近付けるかが鍵だ 姿勢を低く(ホフク前進などで近づく)近寄れば 大概の飛ぶ昆虫でもレンズ前5cmくらいに近づく事が出来る フォーカスはオートサーチが不可能で マニュアル設定にして身体の前後でピンを取る 古いストロボなのでssも1/250以下で 絞りはテストでf11~f18くらいにプリセットして オートを使っていない 最近のデジタルのストロボは ワンショットの中で複数回発光できたり(マルチ発光) ハイスピードシャッターにシンクロできてケラレない FP発光ストロボなど便利なものが出来ている その内に購入したい希望は有る 入選作品「蜜の味」のexifデータ [画像サイズ] 1200 x 856 [フラッシュ使用] いいえ [焦点距離] 96.0 mm [シャッタースピード] 1/125 秒 [ISO感度] 400 [絞り] F14.0 [レンズ開放F値] F4.0 [露出プログラム] マニュアル露出 [測光モード] 分割測光 [使用ソフトウェア名] Adobe Photoshop Elements 5.0 (20060914.r.77) Windows 置きピンではなく身体を前後にピンを探りながら ファインダーに綺麗に見えた瞬間にシャッターを押す だから眼にピンが来ているのは偶然で とても意識して狙えない 1cmくらいのコシブトハナバチです 尼崎市展に応募しましたが落選 お気に入りのショットで諦められず デジタルカメラ・マガジンに応募 有名な栗林プロの眼に止まってくれた 本日の蝶は皆さんを驚かさないように先ず遠景の物 次のキタテハは接写フィルター重ね装着で撮影 瞳に見えるが蝶は複眼のはずでこれは模様でしょう 驚いたのは眼にも毛が生えていること これは今回初めて判ったこと 人間の目で見ることの出来ないマクロの世界 大変面白く これからも楽しみたい ■
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by captain_spoc
| 2009-07-25 13:48
| 昆虫
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Comments(24)
ご無沙汰いたしております。
これぞマクロの醍醐味ですね(^^) 私もデジ眼を持っていたら・・・と思うのですが、マクロも機材を揃えるのが大変そうです。 キタテハのドアップはもの凄い迫力です!
タテハ・・・これはもう正面から勝負する以外に方法は無いですね・・・
確かに深度をコントロールするのは絞るしかないですからライトが 必要ですね。 ![]()
キタテハ」 凄いですね 目に毛が生えているなんて 知りませんでした。 凄いUPに驚きです
相変わらず すごいですね
感性 撮影技術 目的達成の為の飽くなき探求心と努力 自作の撮影機材に至っては その発想 工夫 工作が合目的な為 作品に繋がっていくのでしょう デモね・・・・紙工作に汗してる艦長・・・小学生みたいで可愛いですね ・・・・・・失礼 これに対抗するには・・・顕微鏡でももってこなくては・・・・
触覚が破線のように見えていますね
技術についてはお任せ! 言葉が見つかりません お疲れだされませぬように!
マクロ、いろいろ研究されてるのですね!
実行力に、脱帽です!!
キタテハものすごい迫力ですね。
圧巻です! 何センチぐらいに寄っているのでしょうか、執念を感じます。 やっぱりホフク前進なのでしょうか?^^ ![]()
キタテハ、こんなおもしろい顔だったのですね。
ホフク前進と、創意工夫、情熱で夏を楽しみたいと思いました。
瞳に毛?・・心臓に毛が生えてるなんてよく聞きますが
瞳に毛これは蝶の研究家に解読をお願いしたいです・・
マクロ自作キット勉強になりました。
それにしてもこのキタテハ、マクロの醍醐味ですね。
☆你好fei^^
ブログへ復活嬉しいです 無理の無い程度でボチボチと・・・ マクロは楽しいですよ^^ キタテハと会話いたしましたよ
☆tt-hayashiさんこんにちは^^
色々試行錯誤でトライしています hayashiさんもストロボ焚いた作品がありましたが とてもクリアでしたよ キタテハの大きさはセミと一緒で 被写界深度に収められません そこで正面突破を狙いました^^
☆ts20dさんこんにちは^^
眼に毛が生えているなんて今日まで知りませんでしたよ マクロでは人間の目では見ることの出来ない マクロワールドがとても新鮮です
☆jh3rdgさんこんにちは^^
マクロも追求していくと奥が深く まだまだ改良したいところが一杯あります 紙工作は必要に迫られて作りました(買えば簡単ですが。。) でももう一寸ましな工作デケヘンかと 友人から冷やかされています 色を塗るとか、プラスチックで作るとか・・・
☆shkphappyさんこんにちは^^
マクロの世界は普段目に出来ないだけに 不思議だらけの世界です やりだすと夢中になる性格で・・・・(^^ゞ
☆純之助さんこんにちは^^
お金が無い物ですから自分で改造できる物は 手作りでやっています それもまた楽しいものです
☆てうさん初めまして^^
って言うか名前にリンクが貼っていたので飛んでみましたら なんとてつさんだった~^^ このケースではキタテハの正面からレンズまで 約5cm一脚立てて草地に跪いてカメラを近付けました ところがそこが湿地で膝からジワッと水が沁みこんで・・・ 又ズボンを汚してしまいました(^^ゞ
☆yoshinoboriさんこんばんは^^
ホフク前進は肘がすりむけるほど痛いです お金をかけずに楽しむことは可能です 是非マクロを楽しんでください
☆ikabeさんこんばんは^^
目の中に黒く見える丸が有りますが これは瞳ではなくて模様ではないかと思います 毛が生えているのには本当にびっくりいたしました
☆joseさんありがとう御座います^^
被写体に近付けたときの気持ちは達成感に包まれて 本当に嬉しい物です ![]()
マクロ撮影はストロボ使っている人が多いですね^^
30年以上も昔のストロボに手を加えて新しい作品が生まれると思うとワクワクします^^
☆takashiさんこんばんは^^
ストロボを焚くのは被写界深度を深くするためです 自然光では拡大率を大きくすれば 被写界深度が極端に浅くなります なんせ資金不足なので有るものを色々利用して 廃物利用で楽しんでいます^^ ![]()
東京へ行ってきたのですが、
その時友人に田中博さんというカメラマンさんを紹介され 写真展をやっているとの事でしたので東京、小川町の オリンパスプラザのギャラリーへ見に行っててきました♪ この方はトンボの写真を専門に撮ってみえる方なのですが その写真は昆虫写真の域を超えとてもアーティスティックでした♪ 虫も撮られているスポック艦長さんにも見て頂きたいと思います! 良かったら一度、田中氏のブログご覧になっては如何でしょうか 田中博 トンボで検索すると出てきます♪
☆Sethさん情報ありがとう御座います^^
早速拝見いたしました マクロをやられている方は沢山居ますが 田中さんのようにアートな写真は私も目指すところです ありがとう御座いました |
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