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スポック艦長のPhoto Diary

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2010年 02月 15日

テーブルフォト

習作1
テーブルフォト_e0022047_2343558.jpg

データ
OLYMPUS E-3
35mm f3.5 macro
iso 100
マニュアル露出
ss 1/60sec
f13.0
WB ストロボ
左よりメインストロボ アンブレラ・バウンス
右側に白レフ板

習作2
テーブルフォト_e0022047_2345162.jpg

データ
OLYMPUS E-3
35mm f3.5 macro
iso 100
マニュアル露出
ss1/2sec
f8.0
WB タングステン 3,200ケルビン
習作1と同じく左よりタングステン灯
右に白レフ板

 

写真大学の体験入学「オープンキャンパス」に参加した
今回は物撮りで参加料は無料と言う事だった
これは商業写真で商品の写真を撮影するコースだ
食物やモデルハウス、衣料品などの商品や
それに伴うイメージ写真が主だ
クライアントの要求に応じてクリエイトする

私が追求しているアートとは世界を異にしている
商業写真で全く興味が無かった
しかし照明の取り方など参考になる点が多々あった
目からうろこがボロボロ落ちていった(笑
写真の基礎と言う物が学べたし
プロに基礎を教えてもらったのは私の財産となった

此処の卒業生は商品やモデルなど
テーブルフォトやスタジオ撮影で生計を立てるプロになる
今回の物撮りでは照明の当て方
特に1灯で勝負してクライアントの目を引かなければならない
そういったエキスのホンのさわりを勉強した





****今日の天星人語****

現代における僧侶の役割

先日私が現役時代にわが社の下請けを担ってくれた
電話工事会社の社長婦人が亡くなられた
その社長とは私が現役重役時代からの付き合いなのでもう何十年にもなる
社長も私とそんなに歳は変わらないはずで
ご婦人も還暦前のようだった

会社から連絡が有り私とは深いお付き合いだったので
通夜に参列させていただいた
本当に私は葬式には多数参列してきた
仕事がらみだが取引先のかた
会社の部下の身内など
兎に角役員であるから会社を代表して参列いたしました

しかし何回経験しても気が滅入る役割です
今回も憔悴しきった社長の顔を見ると
涙はこらえ切れませんでした
御導師様の読経と共に
参列者は焼香を済ませ
司会者が御導師さまの御退席と放送した時に
その僧侶が読経用のマイクで「一寸お時間を下さい」と言った

真宗のお寺での葬儀だったが
僧侶はマイクに向かって法話を始めた
犬などの畜生と人間の生き方の違い
犬は本能で生きるが人間は一念で生きる
亡くなられた奥様の生き方に例を取りながら
人間の生き方について約10分間説教された

数多くの葬儀に参列したが
このような法話を聞くのはごく少数である
内容は当たり前の話だが
そこは勉強と修行を積んだ僧侶の言う事で
とても心に染み渡る話だ
日々忙しく生き方について振り返ることなどほとんどない毎日だが
一寸した心の安らぎを感じた

普通の葬儀では読経を済ませ
それ相応のお布施を頂き
法外な値段の戒名を押し付ける
世間で言う葬式仏教である
中には宗教法人が無税であることを良い事に
幼稚園や駐車場の経営までしている

故人の供養も大切だが生きている我々に
仏の慈悲と言う物を伝えるのが本来の僧侶の役ではないのだろうか
故人への読経が済めば葬儀に参列した数十人に対して
一寸10分間でも法話をすれば
参列した人の心に残る物が有ると思う
丁度良いチャンスだと思うのだが
法話を聞く機会は本当に希である

そこに有るチャンスを逃す・・・もったいない話である


by captain_spoc | 2010-02-15 22:37 | テーブルフォト


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