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2012年 06月 09日

特定健診における尼崎市の取り組み

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先日検査した特定健診の結果を
聞きに公民館に集まった
私は9時半から一般の説明だったが
カミサンは脳梗塞を患ったので個人面談に呼ばれ
ドクターと1対1の説明だった

特定健診いわゆるメタボ健診は
各自治体の尼崎市の独自の方法で実施されているようだ
尼崎市では治療医療ではなくて予防医療に力を入れていると
市の保険担当職員から説明があった

即ち脳梗塞で入院するとその治療費は2~300万円掛かるそうだ
心筋梗塞で入院すると独り数百万円掛かるとのこと
又腎臓透析は毎年500万円10年で5,000万円掛かる
この治療費をなるべく少なくする為に
特定健診で早期に危険因子を見つけ出し
発症、入院を避けようとの試みだ

この考えが浸透して市の努力で受診者の数をどんどん増やしてきた
そして危険人物を早期に発見して生活習慣の改善を指導してきた
この地道な努力が実って入院患者が大幅に減ってきたらしい
そうすれば市民の健康保険料が安くなると言う効果が出た

この変化をNHKためしてガッテンで昨年取り上げられて
全国の自治体が見学に来ているという報告がなされた
その浮いたお金で今年から新しい検査項目
「高感度CRP」と言う検査が増えた
一人300円くらい掛かるそうだが
この検査で血管を傷つける蛋白を見つけ出すらしい
これで血管由来の脳梗塞、心筋梗塞などの病気を
徹底的に見つけ出そうと言う目論見だ

オプションの検査以外は無料で検査してくれるので
大変ありがたい
そして今日のように保健師や栄養士の食べ物の
糖分や脂肪分の説明が判りやすくしてくれた
やはり注意するのは自分自身でケアをしなければならないと言うこと

元気で長生きをしたい
決して病気で長生きだけにはなりたくない


by captain_spoc | 2012-06-09 00:43 | 日常


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