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スポック艦長のPhoto Diary

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2013年 09月 20日

カード型コンパクトデジカメで花を綺麗に撮る方法

カード型コンパクトデジカメで花を綺麗に撮る方法_e0022047_22571392.jpg

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スポンジテニスをして徒歩で約15分
歩いて帰る途中でバス停の道端に
赤い彼岸花が咲いていました

デジイチは持っていませんので
何時もボディーバッグに忍ばせている
コンパクトデジカメTG-620で撮影してみました

本来花を撮るときは直射日光を避けたほうが綺麗に撮れます
だから日陰に咲いている花か
花に日が当たらないように遮蔽物で影を作って撮影します
しかし今日はカンカン照り
花に直射日光が当たっています

こんなときはそれを逆手にとって
背景を黒くして主題の花を浮き立たせます
先ず花の逆光になる位置にカメラを構えます
背景には家の影が暗くなっている場所を選びます

次がミソなんですけど
露出補正をマイナスの2くらいに極端に暗くします
-/+のマークがあれば目盛りをマイナス側にもって行きます
次にチューリップマークのマクロ撮影に合わせます
ピントが合わなくなる直前までなるべく花に近づきます

これで撮影したのが今日の2枚です
-/+のメモリをマイナス側にしたために
後ろに見えるはずの家の壁のごちゃごちゃが
黒くなって目立たなくなりました

2枚目は日が翳ってきて
花の部分だけに日が当たるようになりました
根元の土の部分は影になっています
これもマイナス補正にあわせると
地面のごちゃごちゃが黒っぽく目立たなくなります

写真で肝心なのは背景をいかにシンプルに処理するかです
写真は引き算と言いますが
写らなくても良い背景までごちゃごちゃ写ります
それをぼかしたり今回のように黒く落としたりして
花を浮き立たせる努力をするのです


by captain_spoc | 2013-09-20 23:15 |


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